ワークショップ

事業貢献につながる技術コミュニティ戦略策定ワークショップ

本ワークショップは、技術コミュニティを単なる活動で終わらせず、事業成長に結びつけたいと考えている担当者やマネージャー向けです。コミュニティの目的と、それがビジネスゴールにどう貢献するかを明確に定義することに焦点を当てます。まず「共感」のステップで、社内外のステークホルダーがコミュニティに何を期待しているかを分析します 。次に「定義」のステップで、「コミュニティを通じてどのように事業課題を解決できるか? (How Might We)」を問いとして設定し、コミュニティの戦略的な役割を言語化します 。最終的に、その戦略を実現するための具体的なアクションプランを策定し、インパクトの大きさに基づいて優先順位を決定します。

このような方におすすめ

  • 技術コミュニティ運営を担当しており、その活動のROI (投資対効果) を高めたい方
  • コミュニティの活動内容を、事業目標やプロダクト戦略と連動させたいDevRel、プロダクトマネージャー、事業開発担当者
  • コミュニティの価値や貢献度を、経営層や他部門に説明する必要がある方

タイムライン

  • 00:00 - 10:00 (10分) イントロダクション
    • 技術コミュニティについての基礎知識
    • ワークショップの目的とゴール、なぜコミュニティに戦略が必要かの説明
  • 10:00 - 25:00 (15分)フェーズ1: 共感 (Empathize)
    • ワーク: ステークホルダー分析
    • コミュニティに関わるステークホルダー (マネージャー、開発チーム、主催/運営者、参加者など) を洗い出し、それぞれの期待や要望を書き出します。
  • 25:00 - 45:00 (20分) フェーズ2: 定義 (Define)
    • ワーク: 戦略的HMW (How Might We...?) の設定
    • 事業課題とステークホルダーの期待を踏まえ、「どうすれば私たちのコミュニティは、事業課題の解決に貢献できるだろうか?」という戦略的な問いを立て、コミュニティの役割を定義します。
  • 45:00 - 55:00 (10分) フェーズ3: 創造 (Ideate)
    • ワーク: 戦略的アクションの選定
    • 定義した戦略的HMWを達成するためのアクションを短時間でアイデア出しし、最もインパクトの大きいものを1つ選び、初手として具体化します。
  • 55:00 - 60:00 (5分) ラップアップ
    • 策定したコミュニティ戦略とアクションを共有し、今後の活動への接続を確認します

講師: 小田 祥平

Quality Advocate@mabl K.K.

国内SIerにてインフラやPaaS App開発まで幅広く経験。その後コミュニティ活動をきっかけにMicrosoftに入社し、EvangelistとしてDeveloper Audience Marketingに従事。2022年10月にmablにJoinし、Software TestingやQAの啓蒙活動に取り組む。現在もDevRel/Tokyoを中心に複数のコミュニティを運営&支援。名城大学情報工学部 非常勤講師。iPhone絶対並んで買うおじさん (2011 - 2024)

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小田 祥平