中津川篤司

代表取締役@株式会社MOONGIFT

株式会社MOONGIFT代表取締役。CodeRabbitアドボケイト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ『MOONGIFT』を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶエバンジェリスト業「DevRel」活動をスタートした。ソーシャルIDはすべて goofmint。

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中津川篤司

セッション

リレーションからマーケティングへ。継続するDevRelのために行うべきこと

DevRelは、開発者との信頼関係を築き、製品やサービスへの理解と好感を深める役割として重要視されています。しかしその一方で、「関係構築」や「技術発信」に偏りすぎた活動は、ビジネスインパクトが見えにくくなり、結果として予算縮小や組織からの切り離しにつながるケースも少なくありません。

本セッションでは、DevRel活動を長期的かつ安定的に継続するために欠かせない「ビジネスの視点」を取り上げます。売上や利益といった明確なKPIとの接続、DevRelのアウトプットとビジネスゴールの接続、他部門との連携、ROI(投資対効果)の可視化といった要素を通じて、DevRelの存在価値を社内に示す必要性を論じます。

  1. DevRelにおける「よくある誤解」:リレーション重視の限界
  2. DevRelの活動とビジネスゴールのズレがもたらすリスク
  3. 継続的な活動のための“マーケティング思考”の導入
  4. 成果を示す指標設計と、他部門との連携方法
  5. DevRelの「戦略的再定義」に向けた提案

本セッションは、現場でDevRelに携わるエバンジェリストやアドボケイト、マーケター、またはマネジメント層の方に向けてお話しします。日々の活動をビジネスインパクトへと昇華させ、DevRelの継続可能性を高めるための視点とヒントを提供します。

言語: 日本語